「インフルエンザA/B抗原」
日常診療で定着しつつあるインフルエンザウイルスA/B抗原迅速診断検査はあくまで診断の補助であり、結果が陰性であってもインフルエンザ感染を否定できない。そのため、インフルエンザの診断には臨床症状からの総合的判断が必要であり、疫学情報を含めたインフルエンザ流行時かどうかも考慮すべきである。抗原検査の限界と問題点を指摘した。pp.88-91
Laboratory and Clinical Practice Vol.21 No.2