「PCR-PHFA(preferential homoduplex formation assay)法による大腸癌におけるK-ras変異の検出」
PCR-PHFA法は、再現性および直線性が良好でであり、特異的にK-ras遺伝子の変異を半定量的に複数検体を同時に測定する系を確立した。本法を大腸癌組織から抽出したDNAにおいてK-ras遺伝子の変異検出に応用したところ、シークエンス分析なしに種々の変異を検出することが可能であることを実証した。pp.1059-1063舩度忠男、曽芝蘭、佐藤淳子、藤原淳子、賀来満夫
臨床病理 第47巻 第11号