「TaqMan-ASA法およびdenaturing HPLC法による薬物代謝酵素CYP2C9遺伝子多型の検出」
インフルエンザ脳炎・脳症は、その重症化にジクロフェナクナトリウムが関与している可能性がある。薬物に対する反応性には薬剤耐性遺伝子の多型が関与することが知られている。今回、本症の発症機序に基質であるCYP2C9の遺伝子多型が関与していることを想定した。そのために迅速かつ簡便に測定検出する方法を開発した。pp.628-631小澤鹿子、篠木晶子、舩渡忠男、賀来満夫
日本検査自動化学会会誌 Vol.27 No.5