「解熱剤投与後のインフルエンザ脳症重症化とCYP2C多型との関連性」
インフルエンザ脳症の発症機序について、一定の結論は得られていない。発症には薬剤代謝酵素の多型性がジクロフェナトリウムと関連していると考えた、今回、薬剤代謝酵素として基質となるCYP2C多型を簡便に検出するTaqMan-ASA法とDHPLC法の測定系を確立した。pp.140-145舩渡忠男、小澤鹿子、賀来満夫
臨床病理 第50巻 第2号