「アンチセンス・リボザイムによる分子標的治療」
アンチセンス・リボザイムは遺伝子発現を抑制しうる。そして、遺伝子の機能を制御しうるので、遺伝子情報の流れを遮断しうる。これらは難治性疾患での臨床応用が期待されている。筆者らは、このアンチセンス・リボザイムを用いた病的自己抗体を規定するは遺伝子の発現を特異的に抑制することをはかり、これより自己免疫疾患の分子標的療法を開発することを試みた。pp.96-104
炎症と免疫 Vol.5 no.2