「骨髄腫における免疫調節異常に関する研究-血中正常免疫グロブリンの低下機序について」-<学位論文>
形質細胞の単一クローン性腫瘍化増殖に基づく病態において体液性免疫不全が惹起され、感染症併発の原因となる。骨髄腫患者BCell文化成熟過程における免疫調節機構について検討した結果、単球による免疫グロブンリン産生抑制作用が存在する症例が明らかとなった。pp.1547-1556
日本血液学雑誌 第48巻 第7号