「血液・体液成分の分析から生命情報解析へ白血球DNAの分析と症例」
ヒトゲノム情報を有する末梢血白血球DNAから、いかに疾患の解析を進めるかが、遺伝子診断において最も重要である。さらに、これから進歩する遺伝子解析技術を遺伝子診療の場に導入し活用していくことと、それを応用した症例解析の積み重ねが今後必要である。本稿では、末梢血および骨髄血白血球DNAを用い、遺伝子変異解析および定量解析に及んだ症例を取り上げ、その臨床的意義を追求した。p.20舩渡忠男、藤巻慎一、佐藤淳子、小澤鹿子、賀来満夫
生物物理化学 Vol.44補冊