臨床検査は、鋭い臨床的観察力とともに臨床家にとって強い武器となるものであるが、その意義と役割を十分知った上で、最少の検査で最大の成果を得ることが、臨床家の腕の見せどころである。年々、臨床検査の種類や数が増加しており、一般臨床家が効率よく用いるためのベットサイドで、簡便に用いることができ、しかも内容のある実用書が本書『臨床検査ガイド』である。臨床検査における遺伝子検査の意義について解説。
総p.1082 「3.血液・凝固・線溶検査 血液疾患の遺伝子診断」 pp.640-644
和田功、大久保昭行、矢崎義雄、舩渡忠男、大内尉義