『知的エリートのための生活習慣病と検査-健康日本21と健康増進-』
骨粗鬆症は高齢化を背景に加齢とともに増加し、骨量減少による病態である。骨粗鬆症の診断は、原発性骨粗鬆症の診断基準をもとに、生化学的マーカー測定が加えられた。骨粗鬆の生活指導については、骨量の増量と維持のための栄養指導、QOLを下げる骨折を防止するための運動に関する指導が長期的に重要である。高齢者だけでなく中年のメタボリックシンドローム世代向けに警鐘の意味で、生活指導についても概説した。総p.224 各論14.骨粗鬆症の診断法とその生活指導 pp.171-179舩渡忠男、今野佳代子
克誠堂出版