「連鎖球菌ピルビン酸ギ酸リアーゼの酸素耐性な可逆的不活性型への変換酵素(PFL不活性化酵素)」
Streptococcus sanguisのピルビン酸ギ酸リアーゼ(PFL)は糖制限条件下において、酸素耐性の不活性型に変換して酸素障害を回避できるが、これは同衾にはPFL不活性化酵素が存在するためである。これに対して、Streptococcus mutansではPFL不活性化酵素が存在しないため、糖制限条件においてもPFLは活性型で存在し、酸素に障害を受けると考えられる。p.195阿部一彦、阿部昌子、山田正
歯基礎誌 35(補冊)