「食の立場からカリエスコントロールを考える」
齲蝕(むし歯)は歯垢細菌が飲食物中の糖を分解して産生する酸によってエナメル質が脱灰されることによって開始されるので、どのような食物を、いつ、どのようにして摂取するかが大きな問題となる。特に間食時には発酵性の少ない食物を摂ることが重要である。微小電極を口腔内に導入して歯垢pHの変動を調べた研究結果に基づいて考察した。pp.69-73
茨城県歯科医学会誌 4