「Plaque acidogenicity tests for evaluating the cariogenisity of foodstuffs」
ヒト口腔内で食品の齲蝕誘発性を検定するためには、歯垢採取法、電極挿入法、電極内臓法の3つの方法がある。電極内臓法がもっとも優れており、種々の食品摂取時の歯垢下pHの変動を最も正しく測定できる。しかし、歯垢下pHの酸産生性は齲蝕発生の必要条件ではあっても、十分条件ではない。すなわち、齲蝕誘発性の低い食品を選び出す場合にはきわめて有効だが、齲蝕誘発性に関してランキングを行うことは難しい。p.1168
J. Dent. Res. 76