「身体動作・身体活動からさぐる感性福祉の研究.」
高齢者や障害者にとって廃用症候群の問題はきわめて大きな問題である。そこで、安全に安心して身体を動かすことが健康な生活をおくるための基盤である。また、スポーツ活動や身体運動によってもたらされる満足感、爽快感、達成感、開放感は、ストレスの解消に役立ち、精神活動、すなわち、心の健康づくりに貢献する。高齢社会を迎えるに際して、クライアント本人の身体活動を十分に考慮した支援のあり方が求められている。pp.40-51小玉一彦、阿部一彦、山本澄子、川上吉昭、原鉄哉、半田康延
東北福祉大学感性福祉研究所年報 1