「障害のある人々のスポーツ活動におけるストレス状況把握に関する検討」
スポーツ・レクリエーション・余暇活動は障害のある人々の生活の充実感を提供する上で重要な役割を担っている。しかし、不用意な指導や声がけがかえってストレスを与えてしまうことがあり、意思疎通を図る上で困難のある場合や当事者や支援者の気づきにくい心の状態を把握する場合などには唾液コルチゾル測定による評価が役立つ。この方法は被験者、実験者にかける負担が少ないので様々な場面での応用が期待される。pp.91-104阿部一彦、柴田幸男、小野寺浩三、小野寺サヱ子、駒野敦子
東北福祉大学研究紀要 27