「社会福祉学のアポリア」(査読付き)
社会福祉学の不完全性、すなわち、これまでの社会福祉学の教育研究及び社会福祉実践における通説・常識と思われる事柄の不完全性の吟味にある。併せて人間を見つめる学としての社会福祉学を措定した。内容は以下の通り。(1)老人・高齢舎観の吟味。(2)「障害」者観の考究。(3)“自己実現”への疑念。(4)人間の細分化とレッテル化批判。(5)《繋がり》の理論的整理と考察。pp.12-21
東北福祉大学研究紀要第34巻