「社会福祉の『対象論』再考」(査読付き)
社会福祉実践及び研究の対象についての根源的・批判的考察である。内容は以下の通り。(1)利用者なる用語・表現の批判検証。(2)宮地尚子氏の“環状島モデル”を提示し、紹介。(3)旧約聖書の「ヨブ記」を題材に、不条理な災厄に関する考察。(4)必ず少数派として残る人類の悲惨を問うことの意味について。(5)実践者・研究者における斬鬼の重要性について。pp.21-40
東北福祉大学研究紀要第37巻