社会福祉学における「利用者本位」の研究のあり方に関する一考察
日本社会福祉学会 第71回秋季大会 武蔵野大学
社会福祉実践の場では、介護保険制度が成立・施行後、いわゆる「利用者本位」の文言が、喧伝されている。このような状況において社会福祉学研究の「利用者本位」のあり方を問う言説は乏しい。それゆえ、本発表では、先行する社会福祉学、就中理論研究の動向を勘案し、その論点整理と難問となる課題を論述した。結論としては、社会福祉学方法論の再考提唱するものである。