研究者情報
研究者基礎情報
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学歴
学位
学会及び社会における活動等
研究分野
著書
論文
その他
教育上の能力に関する事項
教育活動
研究活動
基本情報
氏名
星山 幸男
氏名(カナ)
ホシヤマ ユキオ
氏名(英語)
Hoshiyama Yukio
所属
教育学部 教育学科(初等教育専攻)
職名
教授
researchmap研究者コード
researchmap機関
研究者基礎情報
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学歴
1973/04 東洋大学社会学部社会学科 入学
1977/03 東洋大学社会学部社会学科 卒業
1977/04 東北大学教育学部 研究生
1978/03 東北大学教育学部 研究生 修了
1978/04 東北大学大学院教育学研究科博士課程前期課程 入学
全て表示する(10件)
1980/03 東北大学大学院教育学研究科博士課程前期課程 修了 教育学修士
1980/04 東北大学大学院教育学研究科博士課程後期課程 進学
1986/03 東北大学大学院教育学研究科博士課程後期課程 単位取得後退学
1986/04 東北大学大学院教育学研究科 研究生
1989/03 東北大学大学院教育学研究科 研究生 修了
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学位
教育学修士
学会及び社会における活動等
東北社会学会、日本教育社会学会、日本社会教育学会、日本公民館学会、日本社会学会
研究分野
その他 教育社会学、社会教育学 その他 住民の学習、成人教育、地域づくり、公民館、青少年教育
著書
『現代社会学の課題』 共著 新評論 1986/04
『地域と教育』 共著 国土社 1988/12
『近代日本の国家と青年教育』 共著 学文社 1990/07
『社会の成熟化と生涯学習の時代』 共著 東京教科書出版 1991/04
『現代日本の生活問題』 共著 中央法規 1993/04
全て表示する(7件)
『地域を拓く学びと協同』 共著 エイデル研究所 2001/08
『自然との共生とまちづくり~エコミュージアムの農山村から~』 共著 北樹出版 2005/04
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論文
「現代農村における村落把握のー視角」 単著 『教育と社会』 東北大学教育学部教育 社会学研究室研究紀要 1987/03
「『米生産調整』と農民諸階層の現実的対応」 単著 不破和彦編著『「米生産調整」政策の展開と農村社会』御茶ノ水書房 1987/02
「地域学習活動における公的社会教育のあり方に関する一考察」 単著 『東北福祉大学紀要』 第16巻 1992/01
「住民の学習活動と社会教育の役割」 単著 『行政社会論集』 第8巻第4号(福島大学行政社会学部) 1996/03
「子ども会活動の現状と課題」 単著 『東北福祉大学紀要』 第21巻 1997/01
全て表示する(19件)
「新しい集落公民館の模索」 単著 日本社会教育学会『現代公民館の創造』 1999/09
「社会教育関係職員任採用の現状~全国市町村調査の結果から~」 単著 大槻宏樹編著『21世紀の生涯学習関係職員の展望』多賀出版 2002/02
「地区公民館を支える分館活動」 単著 鈴木敏正・姉崎洋一編著『公民館実践と地域をつくる学び』北樹出版 2002/06
「現代の青年意識の特質と青年教育」 単著 東北都市学会『仙台都市研究Vol4』 2004/08
「イギリスにおける成人学習者に対する教育スタッフの資格制度と現状~FEカレッジの教育スタッフの資格をめぐって~」 単著 東北福祉大学研究紀要 第31巻 2007/03
「生涯学習センターの新たな方向性を求めて」 単著 東北福祉大学生涯学習センター年報第9号 2008/03
「震災から6か月たってみえてきたもの~南三陸町と仙台市の今をふまえて~」 単著 『日本社会教育学会紀要』No48 2012/08
「東日本大震災からの復興に向けた取り組みと社会教育の課題」 単著 『東アジア社会教育研究』No17 2012/09
「指定管理委託と社会教育施設の課題~東日本大震災か洗浮かび上がってきたこと~」 共著 『東北福祉大学研究紀要』第37号 2013/03
「東日本大震災からの復興と公民館の役割~宮城県の現状と課題を踏まえて~」 単著 『日本公民館学会年報』第11号 2014/12
「防災・減災学習と社会教育の役割」 単著 『月刊社会教育』NO.697(2013年11月号)、国土社 2013/11
「戦後70年 経済の発展と教育政策の展開」 単著 『東北福祉大学生涯学習支援室年報』第17号 2016/03
地域の社会教育を支える専門的職員の現状と課題~宮城県の現状と課題を踏まえて~ 単著 全国社会教育職員養成研究連絡協議会「社会教育研究第26号」 2018/12
復興の途上で見えてきたもの~被災地の状況から浮かび上がる社会教育の課題~ 単著 日本社会教育学会『東日本大震災と社会教育』東洋館出版社 2019/06
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その他
解説「明治・大正期 宮城県における勤労青年組織化過程」 共著 1986/03 不破和彦編『宮城県 青年教育関係資料(その1)』
調査報告書「『米生産調整』と農村社会」 単著 1986/07 不破和彦編『「米生産 調整」政策とむら社会 の変動』
調査報告書「名取市住民の学習に関する意識と活動」 共著 1988/03 『名取市社会教育調査』(名取市教育委員会)
調査報告書「短期滞在型 の事例分析~秋田県千畑町千屋小学校と東京都港区御田小学校の交流~」 共著 1990/08 国土庁『教育的な活動の場としての農山村の役割と活用に関する調査』
調査報告書『宮城県青少年の意識調査報告書』 単著 1997/10 宮城県青年問題研究所
全て表示する(11件)
調査報告書『岩沼市社会教育調査報告書』 共著 2000/03 東北福祉大学生涯学習調査研究会
解説「山菜」 単著 2004/03 東北都市学会編『東北都市事典』
解説「ブランド米」 単著 2004/03 東北都市学会編『東北都市事典』
調査報告書「仙台市社会教育施設職員の研修に関するアンケート調査」 単著 2012/10 『仙台市社会教育委員の会議報告書』
辞典解説「コミュニティ」 単著 2011/11 朝倉書店『社会教育・生涯学習辞典』
東日本大震災から10年が経過した今思う地域鉄道の役割 単著 2021/11 『地域交通を考える』第13号 (一般社団法人交通環境整備ネットワーク) P3~P6
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教育上の能力に関する事項
教育活動
(2)「演習科目」 演習では、学生の自発性・自主性の涵養に軸をおいている。具体的には、各人の興味・関心に合わせて選定した教材を用いて、学生の発表を中心に司会進行も学生が行い、自由な討論が交わせるよう配慮している。取り上げる教材は社会教育、学校教育、そして教育社会学にまで広がっており、今日の「学習・教育」のあり方を幅広い視点から考えさせるという方法を採っている。2年生は具体的な教育実践を通した理解、3年生はそれを支える理論の学習、4年生は集大成となる論文のまとめと、発展的な指導に取り組んでいる。
(1)「講義科目」 生涯学習概論では、市民の学習活動の事例を紹介し、生涯教育・生涯学習・社会教育の概念を正確に理解してもらえるよう配慮している。そして学校教育と社会教育の連携を取り上げ、学校・家庭・地域の協働による生涯学習の重要性を解説している。また社会教育計画でも、各地の実践例を数多く紹介して、具体的な把握が出来るように工夫している。いずれの科目も、現実から出発し、具体から抽象へという思考方法を身につけさせることに主眼をおいた指導を行っている。また、単元の区切りのついたところで、授業の感想や疑問などを書いてもらい、話し方や組み立て方、資料や事例の示し方などについて、自己検証を行って、授業の改善にも努めている。
「生涯学習支援論」「社会教育経営論」の二つの授業を新たに担当 「社会教育主事任用資格」に関する文部省令の改正により、「生涯学習支援論」「社会教育経営論」の授業を行い、新たな社会の動きに対応した学習領域の広がりに関する知識と実情を学生に伝えている。学習支援の考え方は社会教育から学校教育にまで広がり、その重要性が増している。また、新たな地域ネットワークを踏まえた社会教育行政の役割について、理論的・実践的に理解できるよう指導を行っている。
研究活動
(2)「イギリス成人教育における教育スタッフ養成制度とその実情」 2005年4月から2006年3月までイギリスノッティンガム大学に在外研究で在籍し、収集した資料を基に研究に取り組んでいる。この研究は、わが国の生涯学習および社会教育関係職員の養成制度見直しの検討材料を提示するものである。成果は、2006年9月の日本社会教育学会で口頭発表「イギリスにおける成人学習者に対する教育スタッフの資格制度と現状~FEカレッジの教育スタッフの資格をめぐって~」を行い、2007年3月の東北福祉大学研究紀要に論文を執筆・掲載した。さらに、イギリスの大学開放についても事例研究を行い、その成果は2008年3月の生涯学習センター年報第9号に「生涯学習センターの新たな方向を求めて」として執筆・掲載している。
(3)「社会教育職員に期待される現代的役割」 最近の社会教育行政再編の動きに注目し、学習者の視点に立った社会教育のあり方について、社会教育職員に求められる資質と研修に焦点を当てた検討を行っている。特に住民参画による事業活動の重要性が主張されていることを踏まえて、地域の担い手づくりにおける職員の支援内容、そうした力量を育むための方法に関する調査研究を進めている。2010年~2011年に、仙台市の社会教育職員全員を対象とした調査を実施し、報告書をまとめた。今後さらに、地域づくりを進めるにあたって住民から期待される社会教育職員の役割と職員研修のあり方について、深めていく予定である。
(1)「地域づくりと住民の学習活動」 各地の自治公民館活動の実態調査に基づいて、地域づくりを支える住民の学習の発展過程と公民館の役割を明らかにする研究に取り組んでいる。主な調査地は岩手県川崎村、山形県朝日町、長野県飯田市である。具体的な成果は、編著書『自然との共生とまちづくり~エコミュージアムの農山村から~』(2005年)、論文「地区公民館を支える分館活動」(2002年)、「新しい集落公民館の模索」(1999年)などで公表している。そして現在、市町村合併が進む中での小範域における住民の学習と公民館の役割について研究を継続中である。さらに、東日本大震災で被害を受けた地域で、復興に向けた住民の取り組みを支える社会教育のあり方について検討している。
地域における鉄道資料館の役割 本学にある鉄道資料館の運営を通して、地域における公共交通の役割、とりわけ鉄道が担っている役割と大学の資料館に期待されることについて、社会教育研究の一環として取り組んでいる。資料保存の必要性と難しさという課題に対して具体的な提言を行っている。