論文

基本情報

氏名 梶原 洋
氏名(カナ) カジワラ ヒロシ
氏名(英語) Kajiwara Hiroshi
所属 教育学部 教育学科(中等教育専攻)
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

題名

宮城県仙台市蒲沢山遺跡について

単著・共著の別

単著

概要

2011年以来調査を継続している蒲沢山遺跡の4 層は、7層の愛島軽石より上にある。4 層を中心とした石器群は、流紋岩を素材とし、堆積時間の長さによる風化が激しいものが多い。また、両極剥離による石核、剥片が多く見られる。2015 年の資料では、石核15 点中12 点が両極石核、剥片44 点中14点が両極剥片である。小型の石器が多く、70 点中、53点が、50mm 以下で、100mm を超えるのは、チョッピング・ツール(右図)と台石だけであった。二次加工が認められる資料は、スクレイパー1 点、ノッチ1 点と極
めて僅かである。斜面部で7 層以下の調査も同時に進めているが、流紋岩以外の石材を用い、両極剥離の石器も出土している。4-5 層の石器群の年代観は愛島軽石の年代である11 万年前よりも新しく、約13-7.4 万年前とされるMIS5e~a 間氷期(Rousseau et al., 2013)の中で、最後の亜間氷期である約8 万年前頃の5a 期に相当すると推定される。

発表雑誌等の名称

東北日本の旧石器文化を語る会38予稿集

発行又は発表の年月

201912